週末田舎暮らしって実際どうなの?週末移住のメリット・デメリットまとめ      

2020.02.21

近年、田舎や郊外でゆったり過ごすことが、ひとつのライフスタイルとして確立してきました。せわしない都会から離れ、自然の中でのんびり暮らすことに憧れを抱いている方も多いでしょう。

また、今後30年以内に70%の確率で起きるといわれている首都直下地震などの災害に備えて、移住を考えている方も少なからずいるはずです。新型コロナの影響で、ますますその気持ちが強くなっている方も中にはいるでしょう。

しかし、即田舎に引っ越すというのはなかなか難しいものです。

そこで、都市部での生活と田舎でのスローライフを両立する方法として注目されているのが「週末移住」です

この記事では、週末のみ地方の田舎で暮らすことのメリット・デメリットについてご紹介していきます。

 

週末移住ってなに?

週末移住とは、週末や休日などを利用して普段の生活圏とは違う土地で暮らすことです。2拠点居住で、その間を行ったり来たりすることから、デュアルライフとも呼ばれています。

週末移住は旅行と違い、特定の生活拠点を決めて過ごすことを目的としています。

今の生活はそのままに、定期的に都会の喧噪を離れ、静かな土地でリフレッシュできることから、スローライフに憧れる人たちの間でも人気のライフスタイルです。

 

週末移住の家は賃貸がおすすめ

観光が目的の旅行ならホテルや旅館で十分ですが、週末移住は生活することがメインのため、基盤となる家が必要です。

週末移住のために、せっかくなら家のデザインも思いのままにしたいと、セカンドハウスとして別荘を建てようと考える方もいるでしょう。けれども、物件をすぐに購入するのはあまりおすすめできません。

実際にはじめてみたらイメージと違うこともあるでしょうし、ライフスタイルが変化して、週末移住が面倒になる可能性もあるからです。

週末移住ビギナーは、まず賃貸住宅を探すのがおすすめです

賃貸なら購入よりも、移住先を変えるハードルが低く、万が一週末移住をやめたくなった場合も、売却など面倒なことを考える必要なく、契約を解消できます。

また、一般的なリゾート地であれば貸別荘や賃貸物件の種類も豊富で、選択の幅も広いです。

週末移住は移住先での生活が楽しめるかどうかが肝心です。

2拠点生活というスタイルが本当に自分や家族に合っているのか知るためにも、まずは賃貸物件や貸別荘を探すことをおすすめします

 

週末移住のメリット

週末移住の具体的なメリットは以下の通りです。

 

非日常を体験できる

週末移住の大きなメリットといえば、やはり非日常を体験できるという点でしょう。

普段生活している場所から離れ、海や山などの自然を身近に感じながら生活できるのは、週末田舎生活ならではです。

畑仕事や渓流釣りなど、都会ではなかなかできないことを体験できるのも田舎ライフの魅力です。自然の中で思いっきりリフレッシュすれば、都会に戻った時の活力にもつながるでしょう。

ただし、日常と週末のギャップも大きくなるので上手く切り替えることも大切です。

 

子どもに自然体験をさせてあげられる

都会での生活は良い面もありますが、どうしても自然からは遠ざかりがちです。

けれども、週末移住をすれば本やテレビでしか見たことのなかった大自然に、直に触れることができます

お子さんのいるご家庭なら、山遊びや虫取り、海水浴などの自然体験をさせてあげたいと考えている方も多いでしょう。リアルな自然の中での生活は、子どもだけでなく親にとってもかけがえのない経験になるはずです。

 

補助金が出る場合がある

近年、過疎化対策として週末移住を推奨している自治体も多いです。そのため、移住先によっては補助金が出る場合もあります。

また、農業体験を後押ししたり、空き家を安く提供したりと、自治体独自の支援が受けられるところも少なくありません。

たとえば、信州の原村には田舎暮らしのための情報提供や、原村別荘暮らし・移住のアドバイスを行っている「田舎暮らし情報館」があります。

週末移住先を選ぶ際は、このような場所で相談してみるのもおすすめです。

 

週末移住のデメリット

週末移住は一見メリットばかりのように見えますが、少なからずデメリットも存在します。

これからご紹介するデメリットも考慮した上で、週末移住をするかどうか決めることをおすすめします。

 

費用がかかる

週末移住をするにあたって最もネックになるのが費用の問題です。

現在の家と合わせた住居費が必要になり、場合によっては今の倍近くの支払いが発生する可能性もあります。

また、賃貸や中古別荘などで住居費を抑えたとしても、2拠点間での移動費は必須です。週末移住には、それなりにお金がかかることを覚悟しておきましょう。

 

時間がかかる

週末移住にはさまざまな面で時間がかかります。

移住先を決めるまでの下準備の時間、さらに、実際にはじめてからも住居と週末移住先との往復のために移動時間が必要です。

そのため、時間にある程度余裕がないと週末移住は難しいかもしれません

 

田舎ならではの近所付き合いに気を遣う

都会育ちの方には想像しづらいかもしれませんが、田舎は人付き合いが良くも悪くも濃密です

その土地に馴染むためには隣近所の人たちとのお付き合いは必須、町内会や青年会、行事への協力金などこまごまとした義務も多いです。

そうしたお付き合いが苦にならない場合は良いですが、人によっては苦痛に感じるかもしれません。

週末移住成功のためには、その土地に馴染む努力や覚悟が必要です

 

東京住まいの人におすすめの週末移住場所

週末移住先を決める際のポイントのひとつに、移動のしやすさがあります。

ここでは東京からの移動がスムーズ、かつ週末移住先としておすすめの場所を紹介します。

 

長野

長野と言えば、軽井沢や志賀高原、白馬村など多くの有名リゾート地を抱える土地です。

中でも週末移住先としておすすめなのは山梨県との県境にほど近い、八ヶ岳・蓼科エリアです。

避暑地としても人気の高いこのエリアは、自然豊かでありながら東京からもアクセスしやすく週末移住にもってこいといえるでしょう。

特に夕日の美しさは絶品!絶景の中で過ごす八ヶ岳ライフに心身ともに癒されます。

 

 

山梨

山梨側の八ヶ岳山麓に位置する清里エリアも週末移住先におすすめです。

清里と言えば古くからの避暑地であり、クラシックな風景も魅力のひとつです。羊やポニーと触れ合える牧場や、バードウォッチングが楽しめる森もあり、子供たちが喜ぶこと必至です。

また、首都圏に含まれる山梨県は東京から近く、甲府まで車や電車で1時間というアクセスの良さもおすすめポイントです。

 

静岡

別荘地としてお馴染みの静岡県、伊豆高原エリアも東京からの週末移住におすすめのスポットです。

伊豆高原は海と山に隣接しているため、どちらも楽しみたいという欲張りな方にイチオシの移住先です。

また、工房が多いという特徴もあり、陶器などのモノづくりにもチャレンジできます。

 

関西住まいの人におすすめの場所は?

関西住まいの人におすすめの週末移住先としてご紹介したいのが、三重県の鳥羽エリアです。

リアス式海岸から望む海の景色が美しい鳥羽は、日本一海女さんの多いまちとしても知られています。

漁業が盛んな港町で海の幸も豊富。周囲には離島が多く、足を伸ばせば観光できます。のんびりとした時間の中で海をそばに感じたい方にぴったりの場所です。

 

週末移住を本気で考えている人へのおすすめ本

最後に、週末移住についてより詳しく知るためのおすすめの週末移住本をご紹介します。

 

週末は田舎暮らし—ゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記

出典:https://www.amazon.co.jp/週末は田舎暮らし-ゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記-馬場-未織/dp/4478025053

都会暮らしの著者が、週末だけ田舎で過ごす「週末田舎暮らし」の中で体験したリアルな奮闘記

自然の中で子育てしたい、という思いから週末だけ田舎暮らしをすることを思い立った著者が、夫婦プラス子ども3人で週末移住を目指します。

理想の移住先の探し方、さらに実際に暮らし始めてからのことも描かれているため、これから週末移住を考えている方には非常に参考になる1冊です

 

週末移住からはじめよう:田舎に小さな家をもつ2拠点ライフ

出典:https://www.amazon.co.jp/週末移住からはじめよう-田舎に小さな家をもつ2拠点ライフ-友枝康二郎/dp/4794221886

29歳の若さで八ヶ岳に300坪の土地を手に入れた男性の2拠点ライフについての本です。

ライフスタイルデザイナーでもある著者の八ヶ岳田舎暮らしは、週末移住のモデルケースのひとつとして参考になります。

田舎暮らしに憧れはあるけれど、どう過ごせばよいかわからないという方の指南書としておすすめ。特に八ヶ岳暮らしが気になるという方に手にとってみていただきたい一冊です。

 

あたらしい移住のカタチ

出典:https://www.amazon.co.jp/あたらしい移住のカタチ-セソコマサユキ/dp/4839956642

自身も沖縄移住者である著者が、全国各地の移住経験者10組にインタビューした本書

一人の視点ではなく、いろいろな移住者の体験を知ることで、理想の暮らしへの見識を深めてくれる1冊です。

また、巻末には移住の手引きも収録されています。

 

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